コロナ後の建設業を生き延びろ!

コロナ後の生き延び方!

生き延びる

今年入社された方もいるでしょう。すでに建設業で働いている人もいるでしょう。今回は、いろんな人に届いてほしいなという内容になります。

コロナの影響が、建設業には来なかったという地方の人たち。また、めちゃくちゃ影響を受けていますという都市圏の人たち。大きく二極に分かれた、このコロナ禍という所ですが。

今現在、建設業にはまだ大きなコロナの影響、その波は来ていません。これはなぜなのかという事を今回少しだけ紐解いていきたいと思います。

また、今後建設業界はどんな流れに時代になっていくのか、またどのように戦っていけばいいのか、どういう風にコロナ後の世界を生き延びていけばいいのかという、僕の見解を難しい言葉を使わずに話していきたいと思います。

建設業にまだコロナの波は来ていない!

建設業

建設業にまだコロナの波は来ていないと言いました。それはなぜ言い切れるのかというと、そもそも建物を建てる、もしくは道路を作るというその計画には、長い時間がかかるからです。

計画、設計、予算組み、公示、見積、業者選定、発注というプロセスをたどって建設というものは計画されていきます。また発注してからも、準備期間を経て、着工、工事、完成、備品搬入、運営準備、実稼働と言うような工程をたどることになります。

長いと5~10年、短くても1~2年はかかるものなのです。「よっしゃ、今建てよう。すぐ建てよう」とはならないのが建設というものだという世界です。なので、コロナが流行り出しましたよと言ったとしても、すぐには止まれません。すでに大きな予算が動いており、引くに引けないという場面もあるからです。

コロナウイルスの流行は、2019年12月頃に始まりました。そして実質日本で本気で騒ぎ始めたのは2~3月のことです。その辺から経済の混乱が始まってきたわけです。

建設は、その段階で「ハイストップです」という事にはなりません。なぜなら、遥か前からこの工事の事は決定しており、実運用の直前の状態こそが「工事」という段階だからです。そこから生み出される利益や計画もすでに動いていることになり、それが全てパーになってしまうなんてことにもなりかねないという事です。

そして工事期間、つまり工期は1年~2年のスパンで行われるものがほとんど。
という事は、実質的にコロナが始まる前の計画が、まだ完成していないという事も少なくないという事です。工事を途中で止めるということはリスクでしかありませんので、そんな簡単に停められないという事です。

仮にまだ工事の発注行為というものがまだだったとしても、それまで動いて来ている計画ですので、おいそれと止めることはできないという事なのです。

だからこそ建設業は、コロナの影響は「まだ受けていない」と捉えるのが自然の流れだという事です。何なら、解体工事の発注ですら止めることはできないという背景があるという事です。次の計画がありますからね。

攻めよりも守り!

育てる

ではこれから、その波はどのような流れになっていくのかという話をしていきます。

建設業というものは、例えば去年コロナの影響で経済が良い状態ではありませんでしたよと言っているのに、「じゃあ回復してきたから、会社を大きくしていこう」なんて考える企業はほとんどありません。コロナ禍でもしっかりと利益を上げられている、そういう設備投資をしていこうと考える会社はどんな会社なのかというと、ITやシステム、生活必需品や医療系などの職種が多かったのです。

少なくとも、「在宅」「控える」「接触」というワードが表に上がっていくという時代になっていったため、経営のメインとしては攻めよりも守りに重点を置くことになっています。流れとしては、建てるというよりも、保守や維持、もしくは解体という需要が増えることになります。

設備投資はいったんストップする業界が多く、しばらくは経済の立て直しを基本に考えていく事になりますよね。当然工事の発注は止まるという事になります。でも現在行われている工事というのは、すでに計画が終わっているものばかり。

じゃあその影響は、いつ頃来るのかというと、建設業には2~3年後に来るという事になるのです。つまり、今年の発注はまだあるかもしれませんが、2022年度あたりから建設業にも、ようやくコロナウィルスの影響が出始めるという事になるのです。

経済について

経済

ではここから、経済というものの話をしていきます。
今回はお金の勉強にもなるかもしれません。

コロナが蔓延し始めてから、世界中の国はどういう対策をとってきたのでしょうか。それは、外出を抑制する、経済活動を止めるという方向に舵を切りました。そしてその分の保証という意味や、無理矢理経済を動かす策として、お金をくばりました。

つまり、各国がものすごい勢いで「お金を増やしていった」という事です。世界全体のお金の供給量を増やしたという事は、必ずその出所がありますよね。それはどこかというと、国がお金を作りだしたのです。

お金の量が、世界中で単純に増えたという事になりますよね。お金の量が増えたという事は、「みんながお金持ちになった」という単純な話ではありません。全体のお金が増えるという事は、全体的に値上がりするという事です。なぜなら、お金の価値が薄れていくからです。

ここをしっかりと理解できないと、経済を把握することはできません。今後の建設業を予測することもできません。

極端な例を出すと、世界に1つしかないきれいな石と、世界に100万個あるキレイな石。どっちが高価ですか?と言われると判りますよね。当然世界に1つしかない方です。という事は、数が多くなればなるほど貴重じゃなくなるという事になります。

これはお金だって同じ。全体の量が増えるという事は、それだけ珍しくなく、誰でも簡単に手に入れられるという事になります。という事は、例えば100万円の車を買うという事になった時に、買える人が増えてしまうという事です。

これは、それだけお金の価値が薄くなってしまったという事であり、「ただの紙切れ」に近づいているということなのです。そうなると、その車は100万円という価格で売る事は出来なくなり、もっと多くのお金をもらわないとやってられないよという事になります。

例えば150万円とか。200万円とか。お金の量が全体的に増えるという事は、そういう事になるのです。だから株価だって上がりますよね、っていう話です。

お金が薄くなると、建物の価格も上がります。1億円の建物が、2億円ないと建てられませんという事になってしまうのです。それは建物の価値が上がったのではなく、お金の価値が薄まったからなのです。分かってきましたね?

給料も同じです。20万円もらっていた人が、コロナの影響で25万円もらうことになるかもしれません。でも、周りの価格も高くなっているため、買えるものは変わらないという事になるんです。給料が上がって初めて、今までと一緒という事になりますよね。何か全然豊かにならない・・・という不満が出てくるという事です。

建設業の今後の流れは大きく2つ

説明する

以上の事から考えられる、建設業の今後の流れは大きく2つ。

①コロナの影響により、2022年頃から発注量が激減します。

②経済的な影響により、建物の価格が高騰し、発注量が激減します。

当然ですよね。コロナが蔓延している時期に「建物建てようかな」という会社は少なくなります。そして当然、建物の価格が高いならちょっとやめておこうかなって思う会社だって増えます。そういう状態が、ダブルパンチにより加速するという事なのです。

大きな会社であれば、人員を削減しようという流れが来るでしょう。中小企業であれば、一旦耐えようという流れになるでしょう。体力がない会社は精査されてしまうでしょう。

こういう時代がもうそこまで来ています。どうなっていくのかは全くわからないという時代に突入するわけです。そうなってしまってはもう遅いのです。

じゃあ、それが見えてきた今この時点で、あなたの取るべき選択とは何か。それは「自分のスキルを磨く」という事です。

コロナによってIT化が進んでいる今となっては、本当に建設業界の経済が元に戻る保証もありません。規模縮小の影響で職を失う人もいるかもしれません。これは全くわからないのです。

もしも想定していた最悪の状態になってしまったとして。大手を振って「じゃ、辞めまーす」と言えるような準備をしておくべきだと言いたいのです。「早期退職するので、退職金くださーい」と言えるような状態になっていて欲しいと願います。そのくらいの準備をしましょうという事です。

仕事が薄くなってきたら、残業はするな、早く帰れの流れが来ます。もしくは、会社にはいなきゃいけないが、やることはあまりないという流れが来ます。その時間をしっかりと使って、何か自分で商売や副業をしていくためのスキルを身につける「勉強」をして下さい。

スキルを身につける!

スキルを身につける

今の流れでいくと、動画編集を学んでみたり、プログラミングを学んでみたり。投資の勉強をしてみたり。そういう自分の身を自分で守れるような行動を、進んでしていかなければ本当に路頭に迷うこともあり得ます。

まだ仕事があるうちにやる事は、「どんな商売なら自分にできるのか」とか「どんなスキルがあれば食べていけるのか」という部分を探しましょう。そして、忙しい時から手を付けていきましょう。

当然、忙しくてそんな時間がないよ!という状態になるはずです。そこから焦りが生まれます。その焦りこそが、「本気になって考え始めた」という何よりの証拠。もしも空き時間ができた時には、やらなきゃいけない事に迷うことがなくなるという状況なのです。

今はそんな事考えもしていないという状態。みんなそうです。あなたは、誰よりも先に出ましょう。いずれみんなが焦る事になる前に、先にその段階をクリアしておくのです。そして時間ができた時には、すぐに着手するという行動がとれるのです。

稼ぐ方法を学ぶ!

稼ぐ

まずは稼ぐ方法を学びましょう。現場監督じゃなくても、職人さんでも同じです。経済の大きなうねりにおいては、人間1人なんてごくごく小さいものです。抗う事なんてできません。だったら、その波に乗っちゃいましょう。

そしてもし、スキルが身についた後に経済が回復してきたとしたら、そのまま今の会社で仕事をすればいいだけの事。何ならプラスαの副業を始めればいいという事になりませんか?少なくとも悪い事は1つもないはずです。

躊躇する必要は全くありません。今すぐ行動して下さい。絶対に損しない行動なのですから。まだ会社があるうちに、取れるリスクはとっておきましょう。本当にマズい状況になってしまうと、いつもの正常な思考はストップしてしまいます。

そうなる前に、次のステップに進んでおくことを強くお勧めいたします。