【建設業・働き方】感情のメカニズムを理解すれば働きやすくなる

運営
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GENBA LAb.の武田です。中小ゼネコンで現場監督歴17年、所長歴11年の経験があります。

「建設業は伸び悩んでいる」と思い、2020年8月に会社を辞めて独立起業しました。建設業界全体の後方支援をしていきます。

  • 建設業のデジタル化
  • 生産性を上げる方法
  • 部下の育て方
  • 先輩や職人との接し方
  • 図面の読み方
  • 悩みの解決法

などなど、主に、現場監督目線での配信になります。 上司にとっても若手や新人にとっても、役に立つ配信をどんどんしていきます!

感情のメカニズムについて

メカニズム

「この人いつも怒っているな」とか「すぐ怒るんだよな」というような人身近にいますか?

もしも、あなたの先輩がそんな人だったとして、しかも一緒に現場をやらなきゃいけないというような状況になったとしたら最悪の事態ですよね。半年、1年とその人と一緒に過ごすのはとても辛い日々になってしまいます。

そもそもこういう人達はなぜすぐ怒るのか。

すぐ怒るメカニズムが分かればもう少しその人のことを理解してあげられるかもしれません。
そしてそのメカニズムがわかれば自分がそういう風にならないようにすることだってできます。

ということで、今回は感情が動くそのメカニズムをまずは理解しましょうという内容になります。
それを理解した上で、もう一度よく怒る人の特徴を踏まえていくときっと見えてくるものがあるはずです。

例えば、歳を重ねて経験が豊富になってくるにつれてだんだん丸くなっていく先輩もいますよね。
そして最近の若者は無気力だと言われたりもします。その辺の理屈もだんだん見えてくることになると思います。

そういうことを踏まえ、今後の仕事に活かしていただけるのではないかということで解説していきます。

感情が動かされるタイミングは?

スイッチ

まず人間の感情が動かされるタイミングはどういう場面なのか考えていくとそれは予想外のことが起きた時。この時に人間は感情にスイッチが入ります。

それは怒るということだけではないのです。負の感情だけではなく正の感情、嬉しい・喜び・笑うという時もその感情というのが生まれてくるのです。

逆に言うと、予想の範疇であればほとんど感情が動かされる事はないのです。自分の想定と違う出来事が起きた時に人間というのは感情が大きく動かされるのです。

これをまずは理解していただくと、自分の思っていることと実際に起きていることのギャップが生じた時に何かしら人間は驚いたり喜んだり怒ったり悲しんだりということが起きるということになるわけです。

許容範囲が関係している!?

許容範囲

感情のメカニズムというものを押さえた上であの人はなぜすぐ怒るのか、なぜあの人はいつも怒っているのかというところにちょっと目線を向けてみましょう。

”怒る”という感情が動いているのです。感情が動いているのはなぜかと考えると、自分の思い通りにいっていないということです。つまりは自分の想定外の事が起きているという事になるのです。

毎日毎日怒っている人は地雷がどこにあるのかわからないということが多かったりするのです。

急に怒り出したりする人はたまに怒る人と比べて何の違いがあるのだろうか考えると、意見主張・ポリシーというものが細い線のように決まっているということなのです。簡単に言うと許される範囲が狭いということです。

人間はある程度の許容範囲を見込んで生きていくのです。完璧なものを追い求めていっても一歩も前に進まないこともあります。ある程度自分の中で許せる範囲を決めているはずなのです。

ですが、よく怒る人というのは許容範囲がほとんどないということなのです。言い方を変えるならば器が小さい人間だと捉えることもできるということです。

このように考えると自分が想定しているものと実際に起きたことが合致しない、許せる範囲が少ないということになりますが、そもそもの知識量・経験値が足りてないということもありえるのです。

原因を考えるのであれば、その人は否定的な意見をよく述べている人じゃないでしょうか。否定的な意見を自ら述べる人は自分の幅を狭くしています。否定をしてしまったがゆえにおいしい場面になったとしても受け入れてあげることができないのです。

人を否定する・人を攻撃することを多くやっている人であればあるほど、自分はこうあるべきだと幅がすごく狭くなっていくのです。

狭くなっていくということは許せる範囲が少ないということ。許せる範囲が少ないということはちょっとしたことでも気になる。すごく感情が動かされやすいということになり、結果として怒りやすい奴が生まれてしまうのです。

経験が人を変える!

変化

年を追うごとに丸くなる人って結構いますよね。
馬力が少なくなってくるとか怒るのが面倒くさくなるなど体力的な面もあるかもしれませんが、それとは別に今のメカニズムを考えると簡単には理由がつきます。

簡単に言うと知識が広がったからです。自分の知っている範囲・考え方というものに広がりが見えたのです。

元々はもしかしたら細い糸のような道だったかもしれませんが、年を追うごとに失敗や後悔や反省があり、その間口を少しずつ広げていくのです。だから怒りやすい人ほどその間口を広げやすいというのもたしかにあると思います。

なぜならそういう経験が、そういう後悔が、そういう反省点が多いからです。

感情の振り幅が少ない若者

SNS

昔からよく言われる“若者には気力がない”とか“やる気がない”と言われてしまうのはなぜだろうかということです。

感情のメカニズムから考えると感情というのは何か想定外のことが起きた時に動くと言いましたね。“無気力”とか“やる気がない”という風に映ってしまうこの若者たちというのはどういう状態なのかというと、想定外のことがほぼ無いということになります。

若者と言われる人たちは今SNSなどを活用して世界中とやりとりをし、情報化社会にどっぷり浸かっているわけです。いろんな情報を手軽に手に入れることができるのです。

自分が就く職業はどういうものなのか、どういう問題点があるのか、どういう風な失敗があるのかとかなりの事例を知っているのです。世の中で起きている出来事というものに対してものすごく免疫が強いのです。色々な情報が自動的に入ってきている状態になっているわけです。

だからこそ多少の事が起きても感情が動かないのです。感情が動かない人間ということはおそらく頭の中でよく考える人で、それを発信したりしないタイプの人間なのだということになるのです。

若者が無気力無感情みたいに写ってしまうのはきっと色んな物事に対してすでに知識を獲得している、ものすごく成長しやすい状況をすでに獲得している人間なのだと捉えることもできるということになります。

まとめ

まとめ

・感情が動く時のメカニズムというものはどういう風な時に動くのか。
・怒りやすい先輩はなぜ出来上がったのか。
・歳を重ねるごとに丸くなってく先輩。
・無気力無感情だと思われている後輩は一体どういう風に出来上がったのか。

この感情のメカニズムというのを理解することによって、様々なことを把握することができるようになるわけです。

あなたの人生これから歩んで行く道にとって色々な人がいると思いますが、メカニズムを持って考えていくと自分が器の大きい人間になるためにはどういう風に接していけばいいのか、どういうことを学んでいけばいいのか少し見えてきたかなと思っていただけると幸いです。

感情のメカニズムというのを理解できると、人間というのは結構面白いものです。
相手を後ろから糸でコントロールできるようになるぐらい、この感情を理解するというところは非常に重要なポイントだったりします。

ぜひマスターしていただき、今後の人間付き合いを円滑に、あなたが主導権を持ってコントロールできるようになっていただければなと思います。