【建設業】意外と知らない!現場監督の仕事【4つの管理】

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GENBA LAb.の武田です。中小ゼネコンで現場監督歴17年、所長歴11年の経験があります。

建設業界をもっと働きやすい場所にするために現場効率化事業をスタート。発信活動にも力を入れています。

  • 建設業のデジタル化
  • 生産性を上げる方法
  • 部下の育て方
  • 先輩や職人との接し方
  • 図面の読み方
  • 悩みの解決法

などなど、主に、現場監督目線での配信になります。
上司にとっても若手や新人にとっても、役に立つ配信をどんどんしていきます!

現場監督ってどんな仕事?

現場監督という言葉をよく聞きますが実際何をやっている仕事なのか分かっていない人が多いです。

どのように建物を建てていくのか、現場監督は何をしている人達なのか、どういう仕事をしている人達なのかお話します。

建物を建てるときには順番があります。

例えば、家を建てたいと思った時に設計士がお話を聞いて家の絵を描いてくれます。この絵のことを図面と呼びます。これが一番最初のステップです。

出来上がった図面を持ち、この家を建ててくれる人はいませんか?と声をかけるのです。そして、建物を建てる専門の会社(建設会社)の人たちにお願いをします。

この家をどのような順番で作っていくのか、どのように材料を持ってくるのか、どのタイミングで職人さんを入れるのかなど全てプロデュースしてくれる人たちを現場監督と呼ぶのです。

建物を建てていく上でまず皆さんが建てたいと思う。
そしてそれを設計士が図面にする。
その図面を建物として出来上がらせることのできる人間、現場監督が入ってくるのです。

この三者の想いが繋がって建物は出来上がるのです。これが建物を建てていく順番になります。

現場監督の基本業務

現場監督は工事はなにもできません。工事の仕方を知っているのです。

現場監督の基本的な業務は4つあります。
1.安全管理
2.品質管理
3.工程管理
4.予算管理
この4つの管理を行っていくのが現場監督の仕事になります。

1.安全管理

単純に働いてくれている人たちが安全に怪我をしないように仕事ができるように準備やルールを作っていくことです。

2.品質管理

建物の出来栄え、綺麗にできているのか、壊れない建物を作れているのか、設計士が書いてくれた図面の通りに作っていくことです。

品質がきちんとできていない建物は雨漏りが起きてしまったり、エアコンを入れても全然暖まらなかったり、建物がせっかくできたにも関わらず全然いい建物にならないことになってしまいます。

だからこそ現場監督がしっかりと図面の通りになっているのかどうかを日々チェックしながら進めていかなければいけないのです。

3.工程管理

4ヶ月後までに家を建てたいと言われると4ヶ月の時間をどのように使っていくのかコントロールするのです。

いつまでに穴を掘らなければいけない、いつもでにコンクリートを作らなければいけない、いつまでに壁を作らなければいけないと4か月の時間の中で家を建て終えるように現場監督が細かく調整するのです。

4.予算管理

お金の管理です。いろんな人に仕事を振り分け建物を作ります。簡単に言うと財布を預かり皆さんの仕事を作り出していくということです。

自分たちでもできるのではないかと思われるかもしれません。やろうと思えば自分でできないことはないと思います。ですが、得意な人が得意なところで得意なことをやることが1番良い建物ができると思います。

1つの建物を建てる上で30種類の仕事が存在しています。現場監督はその道のプロをしっかりと把握していますのでお金をもらったらすぐにその人たちに依頼をかけ仕事をしてもらうのです。

このように現場監督の仕事は本来建てる人がやらなければいけない仕事を肩代わりして現場をコントロールしているのです。

毎日なにやっているの?

現場監督は“段取り屋”と言われます。段取りとは準備のことです。

1つの建物を作り上げるのに何百人何千人という人が手を加えていきます。その手を加えてくれる人を職人さんと呼びます。

職人さんが仕事をする時に何にも困ることがない状態で仕事をしてもらうように現場を作っていかなければいけません。毎日職人さんが何十人と入っていく時にその何十人分の仕事の準備を事前に行うことが現場監督の仕事になります。

事前に危ないところを把握し柵を作るなど、安全に仕事をしてもらう環境を作ることも必要なのです。

職人さんがやってくれている仕事を逐一あっているか日々チェックをする作業もしています。図面の中ではまだ決まっていなかった部分を細かく決めたり、職人さんと皆さんとの橋渡しをしたりもします。

僕たちがいるからこそ家を思い通りに立てることができるのです。

現場監督は楽しい!

建設業はブラック業界とか現場監督は激務と聞きます。確かに仕事としてはすごく大変です。

すごく大変なのですが1つの建物に何百人何千人という人たちが仕事をします。1日で終わって来なくなる人もいれば、1~2週間ずっと仕事をしている人もいます。

短い付き合いではありますが色んな人の話を聞いたり、いろんな人たちの顔を見たりすることができるのです。

皆さんがこんな家にしたいなと思いを僕たちに渡してくれればそれを実現することができるのです。

その実現させる方法を知っているのは僕たちしかいないのです。日々新しい材料、新しい機械が出てきます。世間が進歩し僕たちは日々勉強しなければいけません。

他の仕事に比べると大変かもしれませんが、その分成長するのです。自分が日々成長していることがものすごく実感できるのです。

たくさんの人達と一緒に作り上げていくことは一生やっていても飽きません。大変な仕事じゃない限り得られない物もたくさんあります。

建設業は多くの人に必要とされているにも関わらず人数がどんどん減っている現状があります。

この仕事は無限に広がっていくたくさんの可能性を秘めております。是非この業界に足を踏み入れていただければと思います。

建設業は皆さんの活躍を心から期待しています。