【若手教育】若手の可能性を潰すような行動をしていませんか?

若手の成長の邪魔をしていませんか?
運営
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GENBA Lab.運営の武田です。建設業界の底上げに貢献するための活動や発信をしています。

若手に育ってもらいたいという思いはあるのに若手の可能性を潰すような行動をとっていることありませんか?

若手の教育は企業が成長する上でも現場を上手く回す上でも欠かすことができないものです。

若手が育つ→先輩に余裕ができる→現場が上手く回るようになる→更に教育に労力を割くことができる、という好循環が生まれます。

こうなれば理想だということは考えていただけたら分かると思います。

しかし、無意識にあなたの行動が育つはずの人材の芽を摘むようなことになっていたとしたらどうでしょうか?

今回は若手社員に対する教育の考え方のお話になります。

【筆者のプロフィール】

筆者のプロフィール
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相手のレベルを勝手に決めるな!

相手のレベルをあなたが勝手に決めてしまい、結果その人の成長を止めてしまうという事はよくある事です。これを理解しているのかいないのかで、後輩や新人の成長が止まってしまうことになりかねません。

・・・急に何を言ってんの?って思いましたよね。順を追って説明します。

例えば、あなたに赤ちゃんがいたとしましょう。その子にご飯を食べさせてあげる時、「まんま」と言ったりしませんか?1歳のときにも「まんま」と言って食べさせたとします。

2歳になっても、3歳になっても言ったとします。やめ時がわからず、仮に5歳になってもまだ、ご飯の事を「まんま」と言い続けたとしましょう。

するとその子は、ご飯の事を「まんま」と呼んでしまうと思いませんか?

そりゃそうですよね。だって「ご飯」なんていう概念自体がそもそも存在せず、食べ物全般の事は「まんま」という名称だとしか教えられていないのですから。

つまり親であるあなたが、自分の子供の事を「まだまだ教えるのは早い」と低いレベルだと決めつけてしまい、子供は成長を止めたのです。なんとなくわかりますか?

また別の話になりますが、僕は8年ほど前にJVの現場を運営していたことがあります。下についたのは、他社の26歳の若い子でした。その子は、びっくりするほど完璧な基礎伏図を、ごく短時間で書き上げてしまうほど能力が高く、今すぐにでも所長をやれるのではないかと思えるほどでした。

そんな中、会社から僕に積算の依頼が来たため、その子に「ちょっと積算を手伝って欲しい」とおねがいをしてみました。すると「できません」と、予想外の答えが返ってきたのです。

あんなに完璧に現場をこなしているのに、積算ができないってそんな話ある?と思い、「何で?」と聞いてみました。すると彼はこう答えたのです。

『やらせてもらったことがないからです』

この時、はっとしました。確かにそうだよなと。やった事が無ければできるようになるわけがありません。

彼の様に、どんなに能力の高い人間だったとしても、やった事は出来たとしても、やっていないことはできるはずもないのです。聞けば彼は「まだお前には早い」と言われてやらせてもらえないのだそうです。

この話は、先ほどの赤ちゃんの話と全く同じです。まんまと教え続けた結果、ご飯という言葉を覚えられなかった。積算を教えなかったから、できるようにならなかった。全く同じことなのです。

もしも赤ちゃんの頃から、まんまではなく「ご飯」と教えていたとすると、きっと1歳の後半くらいになれば、何となく「ごはん」と言えるようになったはず。優秀な彼も、教えたら積算はできるようになったはずなのです。

一人一人と向き合いましょう!

相手のレベルを「まだお前には早い」とか、「お前は知らなくていい」というように決めつけてしまう事ってありませんか?それは果たして、本当にそうなのでしょうか。

もしかしたら、できる能力があるのに、あなたの決めつけのせいで成長を止めてしまっているのではありませんか?

1年生はここまで、2年生はここまで。そういう凝り固まった概念による教育を行っている会社は、いつまでたっても成長していきませんし、年々レベルは落ちていきます。

そりゃそうです。

伸びる人間にはキャップをし、伸びない人間に時間を取られ、待たせる。弱者優先の理論は日本の学校教育の方針と同じ。それでは飛びぬけた人間は絶対に現れません。

若者の能力は、こちらで測れるほど薄っぺらくないのかもしれません。「お前はまだ早い」と決めつけるのではなく、どんなことでも参加させ、幅広く経験をさせるのが重要だと考えます。

もちろん順序は必要ですが、もう既に分かっていることを何度も教えるのももったいないですよね。

一人一人としっかり向き合い、個々の能力を見極めて、相手の少し上のレベルの業務を常に与えていく事が、最も効率よく成長させる秘訣なのだと考えます。

若手教育に、ぜひお役立てください。