【建設業】若者を頼ることから始めましょう【業務効率化のカギ!】

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GENBA Lab.の武田です。中小ゼネコンで現場監督歴17年、所長歴11年の経験があります。

建設業界をもっと働きやすい場所にするために現場効率化事業をスタート。発信活動にも力を入れています。

  • 建設業のデジタル化
  • 生産性を上げる方法
  • 部下の育て方
  • 先輩や職人との接し方
  • 図面の読み方
  • 悩みの解決法

などなど、主に、現場監督目線での配信になります。
上司にとっても若手や新人にとっても、役に立つ配信をどんどんしていきます!

若者の持つ能力「頼り力」

「最近の若者は、すぐにネットに頼る」

この言葉は、学ぼうとしないとか頑張ろうとしない若者に向けた、毒の含んだ言葉です。皆さんの周りでもよく聞きませんか?

今回はこの出来事が、果たして本当に悪なのかという点についてお話してみたいと思います。

結論から言います。

全く悪ではなく、進化です。これこそがテクノロジーの進んだ未来を生き抜くための、進化と考えています。これは、昔と今を比較すると見えてくるように思います。

昔の人間は、インターネットという選択肢は存在しない時代を歩んで来ました。仕事でわからないことがあれば先輩に聞く。だからこそ、そこには明確な上下関係がありました。その上下関係は少しゆがんだものであり、理不尽に怒鳴られたり、殴られたりすることも当たり前な世界。

当然人間は嫌な事は避けるようにできています。

結果、嫌なやりとりをしなくても済むように、一度インプットした知識はなんとか脳に蓄積しようと努力をしていきました。知識は自分の脳に置いておくのが一番であり、それ以外の選択肢は苦痛を伴うもの。それが一番効率の良い方法だったという事なのです。

では今の若者はどうでしょうか。

彼らはスマホというテクノロジーと共に育ってきました。インターネットを使い、いつでもどこにいても、世界中の英知にすぐに触れることができる環境で育ってきました。つまり、必要な情報を簡単に「検索する」という能力を、すでに手に入れているのです。

わざわざ自分の頭の中にインプットをしなくても、すぐに正確な情報を手に入ることを知っていて、その活用方法も分かっている。そんな環境で育てば、わざわざ自分の脳みそを使う必要性がないと、誰でも感じると思います。

インターネットの情報は、そのリソースを手に入れる方法がわかっていれば、正解に辿り着くことも簡単で、間違いのない知識になります。先輩の昔の記憶と、専門家の意見。どちらが信頼性がありますか?と聞かれれば、考える必要はないはずです。

確実な知識を持っている人に頼る力。

これが、若者の持つ力だと思います。

現代の最強”スキル”を手に入れませんか?

昔の人は、「知らない事は恥ずかしい事」と考える人が多いと感じます。だからある程度の年齢になると、聞くに聞けないという謎のプライドが生まれ、それを押し通すための権力を生んでいるのだと考えています。

そもそも、自分なんかよりも素晴らしい知識を持った人がいることがわかっていて、そんな人たちに素直に頼ることができるのであれば、自分が勉強をして覚える必要がないわけです。それを育ってきた環境の中で自然と身に着けてきた世代。それが今の若者だという事です。

スマホ使いこなし、困った時にはすばやくネットにアクセスし、正解を手に入れる。そんな「頼り力」を持ち、聞くに聞けないというムダなプライドを知らないというその性質・能力は、この現代においては最強のスキルだと考えます。

例えば、100の仕事をやるためには、今までは100の知識を身につけなければいけませんでした。だからすし屋は10年の修業期間が必要だと言っていたのです。でも今の時代は違います。

100の事を成し遂げるために、10知っている人を10人集めることができるのです。簡単に。そうすれば同じ100なわけで、自分は0でも問題のない話ですよね。

これを「効率化」と言わずして何というのでしょうか。

何かに特化したスキルが1つでもあれば、その情報を発信することで誰かに頼られます。それ以外の困ったことがあれば、堂々と誰かを頼り、すばやく壁を突破していく。

そんな「頼り力」を持った若者に対して毒を吐く前に、少しでも学ぼうとする姿勢が大切なのではないかと思います。