【建設業】考え方で未来は変わる【2種類の現場監督】

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GENBA Lab.の武田です。中小ゼネコンで現場監督歴17年、所長歴11年の経験があります。

建設業界をもっと働きやすい場所にするために現場効率化事業をスタート。発信活動にも力を入れています。

  • 建設業のデジタル化
  • 生産性を上げる方法
  • 部下の育て方
  • 先輩や職人との接し方
  • 図面の読み方
  • 悩みの解決法

などなど、主に、現場監督目線での配信になります。
上司にとっても若手や新人にとっても、役に立つ配信をどんどんしていきます!

目次

2種類の現場監督

現場監督の情報配信をしていて思うことがあります。

それはコメントが非常に多いということです。以前、間取りに関する情報配信をしていました。そのときに見ていた視聴者のほとんどは、家を建てようとしている女性でした。

そのときに寄せられるコメントは、視聴数に対してあまり多くなく、またコメントの内容も非常に短い文章や質問ばかりが目立ちました。だからよくないというわけじゃなく、特に気にしてはいませんでした。

これに対して現場監督関連の配信をしていると、視聴数に関係なく非常にコメントが多く寄せられます。そして一つ一つがとても長文なものが多いと感じています。理由を考えると、職業柄長文に慣れていたり、伝える能力が高いからなのかなと思ったりもします。

そんなコメントを見ていくと、現場監督は大きく2つに別れているような気がします。これはあくまで僕の主観ですが。

・ゴールに至るまでの考え方を、一定のルールに基づき根拠立てることで合理的な判断をしている人たち
・ゴール地点を見据えたときに、そのプロセスは自由だと考える人たち

端的に言えば、「設計図や仕様書に書いてあること、教えられた技術を忠実に守る」側と、「最終着地は決まっているが、そこまでのやり方は自由に考えて作り上げる」側に分かれている気がします。

もちろん、出来上がる成果品に大きな差はないでしょうし、どちらが正解だというつもりもありません。ただ、それは「現時点」のことだけを考えた場合の話です。

今後の働き方や、未来の業界全体を見通してみたときに、新しい発想のやり方にチャレンジしたり、業界の改革を進めることができるとしたら、どちらが良いのかを考えると、圧倒的に後者だと思います。

今まで火を使って料理を温めていた人が、それまで通りずっと火を使い続けることも間違いではないでしょう。でも、その危険性や時間を考えたときに、いくつかのリスクがあります。それでも、そこに気を付けながら使い続けることは可能です。

ただそんな考え方ばかりだと、いつまでたっても電子レンジは生まれないわけです。物事をしっかりと掘り下げ、本質を見極めることができれば、その本質を満たす方法が無限にあると気づくことができます。

今やっていることが、絶対に正しいとは限らないわけです。その核になる本質を変えることなく、時代に合わせたツールを使ってプロセスを変えることが、今後の建設業においては重要な考え方だと思います。

物事には変えてはいけない「本質」がある

例えば掘削単価が1m3当たり1000円だとします。

これは過去の実績や経験値をもとに、しっかりと利益を残しながら業務行える請負金額を、すべての掘削土量で割り返したものにすぎません。つまり、この単価は実績の積み上げであって、決して初めから決まっていたものではないのです。

「なぜ1000円なのですか?」と聞いたとき、前者の考えだと「1000円だと決まっているから」と答えるでしょう。でも、後者の場合は「あくまで平均値なので、工夫の余地はある」と気づくことができます。

これは何も、監督目線で「安くしてほしい」ということではありません。物事を掘り下げない人には、「決まりだから」「ルールだから」以外の言葉が出ず、新しい発想は生まれないと知ってほしいのです。

かつてこの地球上に道なんてありませんでした。多くの人間が通ったから、そこに道ができただけの話なのです。そこを理解すれば、前進するために必要なものが見えてくるはず。

ルールがおかしいのか、それとも自分の考えがおかしいのか。

何度も言いますが、物事には変えてはいけない「本質」が必ずあります。

服は肌を隠し、温めるもの。それがわかれば、服は服である必要すらなくなります。泡でもいいのです。そうやって新しい発想を見つけ、トライ&エラーを繰り返して磨いていきましょう。

その先には、きっと素晴らしい未来が見えてくるはずです。

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