【建設業の効率化】生産性向上のヒント【アナログから始めよう】

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GENBA Lab.の武田です。中小ゼネコンで現場監督歴17年、所長歴11年の経験があります。

建設業界をもっと働きやすい場所にするために現場効率化事業をスタート。発信活動にも力を入れています。

  • 建設業のデジタル化
  • 生産性を上げる方法
  • 部下の育て方
  • 先輩や職人との接し方
  • 図面の読み方
  • 悩みの解決法

などなど、主に、現場監督目線での配信になります。
上司にとっても若手や新人にとっても、役に立つ配信をどんどんしていきます!

目次

「セールスお断り」が生産性向上のキーワードだ!

よく玄関先に「セールスお断り」というステッカーが貼ってある家がありますよね。今は100円均一などで簡単に手に入るステッカーです。僕はこれが、生産性向上のキーワードになっていくと考えています。

一時期玄関に入っての押し売りのような営業が横行した時代がありました。そんなときに、あのステッカーを貼ることで、インターホンすら押さないで帰ってほしいというメッセージを込めて設置したものだと思います。安いものではありながら、その効果は絶大。

日本人の良心と相まって、貼ってあるのに堂々とインターホンを鳴らす人は圧倒的に少なくなりました。以後、特に都会圏では多くの住宅やマンションの玄関先で多く普及しました。現場が始まるときの近隣挨拶ですら少しドキドキしてしまいます。

例えば、特に必要としていないものの営業がやってきたとします。その時に生じるリスクは、押し問答によって無駄に時間を奪われてしまうこと。そして、断ることができないタイプの人にとっては、なし崩し的に買ってしまうこともあるでしょう。

ストレスだってかかります。つまり、時間もお金も失うリスクがあるということです。

営業が来ることによるメリットは、全く知らなかった素晴らしい商品に出会うことができることです。ただ可能性としてはかなり低く、たいしたことない商品だったとしても、気が付けば口車にのって「良い商品な気がする」という感情が生まれてしまうこともあり得ます。

いずれにせよ、メリットよりもリスクの方が圧倒的に大きいものだと判断できます。つまり、会ってから断るというプロセス自体を省略することが、最も効率が良いということになるのです。

だとすれば、「顔を合わせない」ということが最も有効な手段と言えます。インターホンが鳴ってしまえば、その良心から「出なければいけない」と感じてしまうかもしれません。なので、本当はその前段階でシャットアウトするのが最も良い手段と言えます。

そのすべてのリスクを「セールスお断り」のステッカーが払しょくしてくれるのです。インターホンもなりません。受け答えも必要ありません。誤って買ってしまうこともないわけです。

どうですか?100円のステッカーで、めちゃくちゃコスパが高いと思いませんか?

実はこれ、「自動化」の最たる例です。

自動化とは”やらなくていいことを削除”から

買う意思がないことをしっかりと伝えていますが、そこに時間や労力はかかっていません。そのステッカーが代わりに伝えてくれたわけです。だからそれ以降のやり取りもすべて無効になり、貼った瞬間に自動化完了です。

生産性向上や効率化に手を付けようと考えたとき、誰もが最初に思い浮かぶのは「ペーパーレス化」に代表するデジタル化ではないでしょうか。でもそれは違うかもしれません。僕はいつも、デジタル化の前に必ずアナログ作業をしてくださいと言います。

その本質は、まず「やらなくていいことを削除すること」が重要だからです。

その次に来るのが、繰り返し同じような作業をすることの「自動化」になります。そして自動化には種類があり、自分ではなく外部の人間に委託し外注化することも自動化にあたります。

また労力をかける必要のない自動化もあります。もちろんこの自動化には、ITツールやAI活用もあります。ですがステッカーを貼ることだって自動化ですし、決まり文句を動画にするのも自動化になります。説明書だって自動化です。説明する手間を省いているわけですから。

ステッカーを貼るだけで完了する自動化。このような仕組みは、頭を使えばいくつも見つかります。

生産性向上のヒントは、まずアナログから。その延長線上にデジタル化があってしかるべきと考えます。

闇雲にお金をかけず、リスクゼロから始めましょう。

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