【建設業】2,300時間削減の成功例教えます【たった5分の積み重ねによる効率化】

運営
運営

GENBA Lab.の武田です。中小ゼネコンで現場監督歴17年、所長歴11年の経験があります。

建設業界をもっと働きやすい場所にするために現場効率化事業をスタート。発信活動にも力を入れています。

  • 建設業のデジタル化
  • 生産性を上げる方法
  • 部下の育て方
  • 先輩や職人との接し方
  • 図面の読み方
  • 悩みの解決法

などなど、主に、現場監督目線での配信になります。
上司にとっても若手や新人にとっても、役に立つ配信をどんどんしていきます!

目次

5分の効率化をバカにする、本当の意味

2024年の残業規制に向けて、建設業者は本格的に頭を使い始めています。

効率化の施策を考えた時、多くの企業は、より効果の高いものから着手しようとします。目に見えて時間が削減されるのであればモチベーションも上がるからです。その考え自体は問題ありません。

ただ、そこにばかり目が行ってしまった結果、「これをやめても5分くらいの削減にしかならないから」と切り捨ててしまっている物も多くあるように思います。

おそらく、そう考えている会社は、効率化に失敗するでしょう。なぜならその5分の破壊力を理解できていないからです。

ちなみに僕は、実際の現場で効率化のための様々な取り組みを行っています。約7億、工期10か月程度の現場です。まだ途中段階なので正確なデータはとれていませんが、約2300時間の削減に成功しています。

2300時間とは287日分(1日8時間換算)であり、工期からすると1人の現場監督が不要になったというイメージです。かなりの効率化が実現できることになります。

例えば、その施策の一つとして「朝礼の自動化」というものがあります。詳細はいずれしっかりとお伝えしますが、これによって削減できる時間はどのくらいかというと、平均して約5分程度です。

僕はこれを削減することが重要だと考えたのですが、これを聞いて、「たった5分減らしたって意味ない」と感じる人もいます。「コーヒーを飲むこともできない時間だ」と思う人もいるのです。

この1日たった5分の破壊力はどのくらいなのか、簡単な計算をしてみましょう。
【5分×24日×10か月=1200分=20時間】
これがざっと計算した削減効果です。ただ、これは一人分の削減時間ですよね。

ちなみに僕の現場は4人で運営しており、朝礼は基本的に全員参加ですので、人数を掛け算することになります。ということは【20時間×4人=80時間】という計算が成り立ちますよね。

つまり、たった5分の削減によって実現できる効率化は、80時間にもなるということなのです。1日8時間換算でいうところの「10日間」の削減を「たった5分」とバカにしていることになります。

効率化の基本は、小さな変革の積み上げ

もちろんAIやロボティクスなどを導入できるのであれば、抜本的に変えていくことはできるかもしれません。ただ、それは現実的でしょうか。

少なくとも僕には、どうやったらAIを導入するに至るのかの道筋は見えていません。どんな開発プロセスをたどればロボットを作れるのかのイメージは湧きません。

仮に導入にこぎつけたとして、社員の多くはついてくることができるでしょうか?そんな変革をして本当に大丈夫でしょうか?そしてそれは、本当に会社の望むことなのでしょうか?おそらく違いますよね。

多くの人は変革に対して賛成ではありません。業務は減らしたいが、大きな変革は望んでいないのだと感じます。だからこそ、5分の積み重ねが大切なのです。やっていることはあまり変わらないのに、なぜか早く帰れる。そんな結果が一番望ましいのだと思います。

そんな小さな積み重ねによって、僕は2300時間もの削減に成功したことになります。でも、やっていることはたいしたことではありません。新規入場者教育を動画にしただけ。業者共通のクラウドを使っただけ。一人を半分リモートにしただけ。それだけなのです。

今できることを積み上げましょう。

「業務時間の削減!」と言われてもピンときませんよね。でも「毎日やっていることを、たった5分縮める方法を考える」くらいできそうじゃないですか?

その、たった5分が未来の建設業を作ります。次の世代のために。

5分の削減を目指しましょう。できたなら、それをぜひ共有してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次