【建設業】働き方改革のキーワードは「業務の効率化」

運営
運営

GENBA Lab.の武田です。中小ゼネコンで現場監督歴17年、所長歴11年の経験があります。

建設業界をもっと働きやすい場所にするために現場効率化事業をスタート。発信活動にも力を入れています。

  • 建設業のデジタル化
  • 生産性を上げる方法
  • 部下の育て方
  • 先輩や職人との接し方
  • 図面の読み方
  • 悩みの解決法

などなど、主に、現場監督目線での配信になります。
上司にとっても若手や新人にとっても、役に立つ配信をどんどんしていきます!

目次

働き方改革=業務の効率化

昨今、建設業に限らずどの業界でも、働き方改革を進めております。

キーワードは「生産性の向上」、つまり業務の効率化です。

今までのやり方では時間がかかりすぎる。人員が多く必要。だから残業が減らない。休みが取れない。そんな状況を打開しようという取り組みこそが、働き方改革の本丸なのです。

にもかかわらず、実際には「残業しているヤツは誰だ」という犯人捜しをしている状況が垣間見えます。これでは前に進みません。おそらく改革の仕方、アイデアの出し方がわからないのだと思います。

そこで、今までのやり方を変えるための考え方をお伝えしたいと思います。そんな僕は、現在現場の効率的な運用を取り組んでいます。10か月工期の現場において、16の変革アイデアを創出しました。そしておよそ2300時間の業務削減に成功しています。

その考え方はどんな方法なのか。それを簡単にお伝えします。ぜひ「改革の教科書」としてお役立てください。

働き方改革の教科書

手順は簡単。

①業務の「核」を見つけ出す
②その「核」を達成する方法を探す

③行動し1カ月継続してみる

たったこれだけの話なのです。では具体例を出してみましょう。

例えば「朝礼の自動化」という取り組みを例に解説していましょう。

まずはターゲットを「朝礼」に絞ります。①の手順で言った通り、まずはその核になる部分を見つける作業を行っていくのです。

朝礼の核は何かというと、各作業内容を職人に周知する事、注意すべき安全事項を伝えることでしょう。体をほぐすという部分が核になるかどうかは微妙です。僕は、実際やっている人とそうではない人がいて、それでも現場が成り立っているなら、「任意」で良いと判断しました。

これで朝礼の核が抽出できました。改めて列記します。
・各作業内容を職人に周知する事
・注意すべき安全事項を伝えること

これがわかれば、次に手順②に進みます。これら2つの核のみを達成するための方法を模索するのです。要するに作業が周知出来て、安全事項が伝わればいいのですから。

そこで僕が考えたのは、朝礼を動画にしてモニターに表示するという方法。

前日の定時打合せの段階で、次の日の作業は決まります。それを考慮して安全事項を見出し、それを動画に撮るのです。今までは前に出て話していた内容を、動画に撮るのです。それをモニターで一定時間ループ再生するのです。

そして③。行動に移し継続してみると、徐々にメリットとデメリットが見えてきます。

◇メリット

  • 朝礼時の混雑や忙しさが緩和
  • 元請けも含め各社それぞれのタイミングで出勤
  • 伝え漏れが少ない
  • 声が届かない人がいない
  • 大規模現場ではモニターの増設で対応できる

◆デメリット

  • 撮影に慣れていないので照れる
  • 動画を見ない人がいる
  • 顔ぶれや職人総量が見えずらい
  • 知らない人が紛れても判別しずらい

良い面もあれば悪い面もあるのは当然。今までの朝礼だって同じです。大切なのは、やってみて、その結果を検証し改善していく事です。

動画を見ない人がいるなら、どうやったら見てくれるかを考える。顔ぶれがわからない・知らない人が紛れる可能性があるのは、よく考えればいつもの事かもしれない。そうやって少しずつ色んな人の意見を聞きながら改善を重ねて、正式な形を作っていくのです。

まずはあらゆる業務において核を見つけてみましょう。

現場出勤は「現場じゃなきゃできない事」が核なら、部分的にリモートを検討。災防協は「次月の安全の方針を決める」が核なら、Zoom開催を検討。安全書類は「証拠づくり」が核なら、ペーパーレスを検討。

そうやって核を見つけ、それを達成するためだけのアイデアを探す。今は様々なツールが出てきています。それらを駆使し、行動し、検証し、改善する。そうやって一歩ずつ働き方を改革していきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次