運営あいさつ

現場ラボの想い

現場をもっと面白く。これが私のポリシーです

私は17年以上も建築の現場監督として、ものづくりに携わってきました。建設業が大好きな人間です。そんな愛する現場監督を、なぜ辞めたのか。それは『限界』を感じたからです。

一つは、新陳代謝の限界です。建築業界は歴史が古く、ゆえにこだわりやプライドを高く持つ人の多い業種だと感じます。それこそ私が愛する要因ではありながら、そのこだわり故、変革を拒む傾向にあるのも事実です。農業の次にデジタル化が進まぬ現状があり、それを「業態上しょうがない事」と言い捨てる人は多くいます。私はそれを「あきらめ」と呼び、嫌いました。本当はもっとおもしろくなるのに、過去が一番とすがり受け入れない。そこに限界を感じたのです。

もう一つはイメージの限界です。3Kと言われた時代から大きく進歩し、本当は魅力がたくさんある業界になってきています。にもかかわらず、多くの人たちが建設業に持つイメージは芳しくなく、政治と金、不安全、安定しない、そして3Kのままです。若者の関心は依然弱く、大人も勧めない。そのイメージのクリーンナップに限界を感じたのです。

もちろん、建設業が「嫌だから」辞めたのではありません。会社員のままだと活動の限界があることを知ってしまったのです。そしてもしかしたら迷惑をかけることになるかもしれません。だからこそ、自由な立場で発信や活動をできるポジションを選んだというのが、辞めた本当の理由なのです。

微力ながら、この途方もなく大きな『建設業』に挑みたいと考えています。何より、現場はもっとおもしろい。おもしろくするための選択肢を知らないだけだ。このことを、このサービスを通じてもっともっと感じていただきたいと考えています。

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