建設業を持ち上げるために、今やるべきこと|現場ラボの2025年振り返りと2026年の決意

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2026年を迎え、これまでの歩みと、これから何を大切にすべきかを改めて整理するタイミングだと感じました。勢いで走り続けてきた数年間を経て、2025年は事業面でも個人としても、多くの気づきと反省を得た一年です。特に「人との出会い」を軸に行動したからこそ、自分の限界や課題、そして次に進むために必要な姿勢がはっきりと見えてきました。

この記事では、2025年の振り返りを通じて得た学びと、2026年に掲げたテーマである「自固め」に込めた考え、そして今後の事業・教育・発信をどの方向に積み上げていくのかを整理してお伝えします。派手な話ではありませんが、現場と向き合い続ける中でたどり着いた、今の正直な考えをまとめました。

株式会社 RaisePLAN 代表取締役
武田 祐樹(たけだ ひろき)

【保持資格】

  • 一級建築士
  • ー級建築施工管理技士
  • 一級土木施工管理技士

【これまでの活動】

  • 総合建設業で施工管理として17年勤務後、独立起業。
  • 建設現場の生産性向上施工管理の教育支援を展開。
  • 中小企業庁「デジタル化応援隊事業」のIT専門家
  • YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTV』を運営し、登録者1.2万人を獲得。教育特化長尺動画が8万回再生を突破。
  • Instagramや音声配信など多メディアで情報発信
  • 電子書籍出版オンラインセミナーを精力的に実施。
  • 2023年3月、AbemaPrime出演で現場効率化施策が注目。

記事の監修

腕組みをする運営者

株式会社 RaisePLAN 代表取締役
武田 祐樹(たけだ ひろき)

【保持資格】

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  • ー級建築施工管理技士
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【これまでの活動】

  • 総合建設業で施工管理として17年勤務後、独立起業。
  • 建設現場の生産性向上施工管理の教育支援を展開。
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目次

2025年の振り返りと反省

2025年のテーマは「人との出会い」でした。前半はとにかく人に会うことを最優先にし、誘いは極力断らず、行動量を落とさない一年だったと思います。その結果、これまで接点のなかった業界や価値観に触れる機会が増え、事業のヒントや新しい視点を数多く得ることができました。人と直接会うからこそ見える空気感や、言葉にされない本音に触れられたことは、今振り返っても大きな財産です。

一方で、後半に入るにつれて事業が安定し、日々の業務量が増えていく中で、自分自身のキャパシティの限界を強く意識するようになりました。人に会うことを続けながらも、気づけばスケジュールに追われ、「考える余白」や「受け取る余裕」が少しずつ失われていたように感じます。前に進んでいるはずなのに、どこか息苦しさを覚える感覚があったのも正直なところです。

この一年を通じて痛感したのは、「動き続けること」そのものが目的になってしまうと、学びの質が下がってしまうということでした。出会いの数を増やすだけでなく、その一つひとつをどう受け取り、自分の中に落とし込むか。そこまで意識できて初めて、人との出会いは本当の意味で価値になるのだと、2025年は教えてくれたように思います。

自分自身に対する気づき

2025年を振り返る中で、最も強く感じた反省点は、人と話す場面で「自分の話を聞いてもらいたい」という意識が知らず知らずのうちに前に出てしまっていたことでした。話すこと自体は得意で、これまでの経験や考えを言葉にすることにも慣れてきた分、対話の時間をアウトプットの場として使いすぎていたのかもしれません。

その一方で、相手の話をじっくり聞き、背景や意図を汲み取り、自分の中に落とし込むという姿勢が弱くなっていたことに気づきました。出会いの数は増えていたものの、その一つひとつからどれだけ深く学べていたのかと問われると、反省すべき点は多かったと感じています。

だからこそ2026年は、話すよりも「聞く」ことを意識的に選びたいと考えています。人との出会いをアウトプットの場ではなく、自分自身をアップデートするためのインプットの場として捉える。その姿勢を大切にしながら、相手の経験や考え方を真正面から受け取り、自分の判断や事業に活かしていく一年にしていきたいと思います。

2026年のテーマは「自固め」

2026年の大きなテーマは「自固め」です。これまでの数年間は、スピードと勢いを武器に走り続け、事業の幅を広げてきました。そのフェーズがあったからこそ、今の形があるのも事実です。ただ、これから先、組織として、事業として持続的に成長していくためには、同じ走り方を続けるだけでは限界があると感じています。

今後必要なのは、足元をしっかりと固めること。個人の頑張りや経験値に依存するのではなく、人が組織として機能する仕組みを整え、誰か一人が抜けても回り続ける体制をつくることです。属人化を減らし、再現性のある形で価値を提供できる状態にしていくことが、次の成長フェーズには欠かせません。

そのため2026年は、人材、仕組み、コンテンツへの先行投資を惜しまない一年にします。教育の設計、業務フローの整理、コンテンツの再構築など、一見すると地味で時間のかかる取り組みこそを優先し、長期的に価値を生み続けられる基盤づくりに注力していきます。派手さよりも安定と継続を選ぶ——それが「自固め」というテーマに込めた、2026年の覚悟です。

研修事業の方向性

研修事業については、2025年にスタートした土木研修のニーズが想像以上に高いことを実感しました。人が集まった理由は単なる「研修メニュー」ではなく、現場のリアルを前提に設計されている点にあったと感じています。実務に直結しない研修や、現場とかけ離れた内容では意味がない。その当たり前を徹底したことで、現場からの反応や手応えを得ることができました。

研修の型が見えてきたことで、単発で終わらせるのではなく、継続して学べる仕組みや、現場の声を反映し続ける改善サイクルが回り始めています。2026年はこの土木研修をしっかりと「自固め」し、品質と再現性を高めるフェーズに入ります。そのうえで、専門工事分野の研修にも段階的に取り組み、施工管理に限らず、現場を支える多様な人材の教育へと広げていきたいと考えています。

動画・eラーニングの再設計

動画制作やeラーニングについては、これまで施工管理向けに特化してきた形を一度見直し、専門工事業者や現場スタッフにも活用できる教育インフラとして再設計していきます。目的はコンテンツを増やすことではなく、「誰でも、迷わず、継続して使える仕組み」をつくることです。

新規入場者教育についても、動画を作ること自体をゴールにはしません。最終的に目指しているのは、資料を入れるだけで自動的に動画が生成され、現場ごとに教育内容を簡単に共有・更新できる状態です。教育とDXを切り離して考えるのではなく、両者を組み合わせることで、教える側・学ぶ側双方の負担を減らし、業界全体の生産性向上につなげていきます。

現場セーフコードとDXの取り組み

現場セーフコードについては、代理店体制が整い始めたことで、個人の発信や属人的な動きに頼らず、多くの人と協力しながら広げていけるフェーズに入りました。これは、「仕組みとして現場に根付かせる」という意味で、大きな前進だと捉えています。

DXを特別なもの、難しいものとして扱うのではなく、現場にとって“あって当たり前”の存在にしていくことが目標です。そのためにも、現場セーフコードを単体で使うのではなく、動画教育や研修と自然につながる形で設計し、現場の流れの中に溶け込ませていきます。2026年は、DXを導入する年ではなく、「定着させる年」にしていきたいと考えています。

施工管理の現場に立ち続ける理由

そして、教育や情報発信を行う立場であるからこそ、現場感覚を失わないことは何よりも重要だと考えています。机上で整えた理屈や、過去の経験だけに頼った発信では、いずれ現場とのズレが生まれてしまいます。説得力のある教育や商品設計を続けていくためには、「今」の現場で何が起きているのかを、自分自身の肌感覚で理解し続ける必要があります。

だからこそ2026年も、施工管理の現場には最低限関わり続け、現役としての視点を保ち続けるつもりです。現場に立ち、悩み、判断し、試行錯誤する。その積み重ねこそが、現場ラボの教育や仕組みづくりの根幹であり、発信の信頼性を支える土台だと考えています。

まとめ

2026年は派手さを求める年ではなく、地味でも確実に土台を整える一年にします。話すより聞く、広げるより固めるという姿勢を軸に、音声配信を起点とした発信を続けながら、建設業界の底上げにつながる活動を積み重ねていきます。

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