あと3か月もなく、2023年度は終わりを告げ、いよいよ「問題」とまで言われる2024年度がスタートします。
「もう準備万端!」と胸を張って言えるでしょうか?
とかく中小建設会社はなかなか前に進みあぐねているように見受けられます。
もう間に合わない・・・と嘆いているかもしれません。
!!!!!
でも、まだ間に合います。
音声配信でも話しているのですが、「初期DXの3段階」をクリアしていただければ、現場の業務をざっくりと減らすことは可能です。
とても大切なことなので、今回は改めてその3段階についてお話していきます。
始める前の準備は1つだけ。
クラウドを導入し、現場のデータを他の人がいつでも見られるように共有しておくこと。
そ れ だ け です。
それが出来たら、早速スタートです!
【第1段階】業務の仕分け
働き方を変えるためには、どんなにめんどくさくても、まずは業務の仕分けは避けて通れません。
現場のあらゆる業務を、可能な限りピックアップして、仕分けを行います。
分類のポイントは・・・
①「現場でしかできない業務」と「現場以外でもできる業務」に分類
② 「技術者にしかできない業務」と「技術者以外でもできる業務」に分類
この2つの観点で、4つに分類していきましょう。
【第2段階】社内事務の活用
その中で、「現場以外でもできる」かつ「技術者以外でもできる」に分類された業務が、初期DXのターゲットとなります。
簡単に言うとその業務は、現場スタッフ以外の人間が対応することで、現場の業務を単純に減らしていくのです。
ではその業務を担うのは誰か。今さら採用するなんて難しいでしょう。
だからこそ、社内事務の方に手伝ってもらいましょう。
せっかくクラウドで現場以外の人も見られるようになっているのです。
それを有効に活用していくのです。もちろんパートでも対応可能です。
これが DX の 真骨頂。
ペーパーをなくすことが重要なのではなく、データ化することが大切。
データにさえなれば、みんなで共有することが出来るからです。
DXは、みんなで手伝えるようになるという革命なのです。
【第3段階】ITツールの導入
ここで初めて、そのほかのITツールを活用していきます。
第2段階で、現場でやっていた事務業務を、いったん会社に集めたことになります。
集まったなら、そこにITツールを導入して、ガンガン効率を高めることが出来ます。
自動化なんかも可能になるのです。
だって事務とITは、相性が抜群なのですから。
現場業務はDX化できない。よく言い訳にされる文句ですが、それは間違いです。
現場業務にもたくさんの種類があり、当然できるものとできないものがあります。
その内の「DX化できるもの」にしっかり着目すれば、できるのです。
できない言い訳をしても始まりません。本当に残業が違法となる時代が来るのです。
「違法に労働を強いている会社がある」と言われてしまわないために、まずはこの3段階を進めていきましょう。
おおざっぱに説明しましたが、近々詳細はセミナーなどを開催する予定ですので、ぜひご参加ください。
もちろんいつでもご相談をお待ちしております。
現場ラボは、全力で建設会社をサポートします!