【現場教育】できる人とできない人の違いとは【結論=逆算思考】

運営
運営

GENBA LAb.の武田です。中小ゼネコンで現場監督歴17年、所長歴11年の経験があります。

「建設業は伸び悩んでいる」と思い、2020年8月に会社を辞めて独立起業しました。建設業界全体の後方支援をしていきます。

  • 建設業のデジタル化
  • 生産性を上げる方法
  • 部下の育て方
  • 先輩や職人との接し方
  • 図面の読み方
  • 悩みの解決法

などなど、主に、現場監督目線での配信になります。 上司にとっても若手や新人にとっても、役に立つ配信をどんどんしていきます!

できる人とできない人の違いは考え方

考え方

何に対しても【できる人】と【できない人】がいます。皆さんはどちらになりたいですか?

それは、もちろんできる人になりたいですよね。

基本的にできる人というのはどんな職種をやってもできてしまいます。できる人はできるための考え方ができているからです。

ただし、それができていないのであれば、考え方を変える必要があります。考え方がしっかりしていない限りできる人になることは絶対にできないのです。

今回は、できる人はどうしてできるのか、できない人はなぜできないのか、その基本的な考え方をお話しさせていただきたいと思います。

できる人とできない人の違いについての事例

スタート地点

できる人とできない人は考え方のスタート地点から違います。

できない人はスタートから始まります。
できる人はゴールから始まります。

つまり、一番最初に抑えなければいけない考え方はスタート地点がどこかということになります。

これを具体的な話として3つ事例をお話します。

事例1:書類を3日後までにまとめてほしいと指示された時。

できない君

資料を片っ端から手をつけます。
少しでも多くこなし、量を減らさないと終わらないと考え、順番に手をつけてまとめていきます。
つまりは、一個ずつ仕事を片付けていくという階段を上っていく方式の仕事をしていきます。

1日目はこういう感じにやっていくのだろうと方向性だけ掴んで終了。
2日目も同じシステムでやり続け、半分もいかない時点で終了。
3日目、半分も到達していないので終わらないのではないか思いながらも何とか頑張ります。

3日目の4時にそこそこ完璧の書類が半分ちょっと完成します。
そして残り部分は手もつけていないという状態になっています。

その段階で上司に報告せざるおえなくなり、残りの半分を見て絶望するということになります。
これができない君の時間の使い方です。

できる君

まずはいきなり手をつけるのではなく、ゴール地点を見据えます。仕事量を考えた時に完璧に仕事が終わるとは限らないので、上司が確認できるところまでは持っていこうという最低ラインを頭の中で想定するのです。

ギリギリに提出されても上司は困るので、少なくとも半日前までには終わらせることを想定します。そうすると自分にあてがわれている時間というのは2日半ということになるのです。この2日半をフルで活用し、最低限の品質で最終着地地点に持っていくと考え時間を割り振るわけです。

そうすると資料にまとめていく時間を1日半、資料を読み込む時間を1日取ることになります。

そこの時間割ができた段階で今自分がやらなければいけないことは、片っ端からまとめていくことではなく、その資料をしっかりと把握していくことになります。

まずはひたすら資料を全部に目を通します。全部読み込んでいく時間がないということで、題名だけを追いかけ一通り目を通し終わるのに半日かかりました。半日の段階である程度の内容が分かったので、もう少し細かくメモをとりながら進めていくという作業に入っていきます。それで1日目は終了。

2日目はある程度できたメモをもとに資料をまとめていくことになります。
3日目に入った時には基本的に一通りのものは終わっているという条件下の中でもう少し見やすい資料にすべくブラッシュアップしていくという作業に入ります。

残り半日ある状態の中で上司に渡し、半日でレイアウトを整えたり見やすいようにしたり、上司と一緒に直し、ある程度の資料がまとまっているということになるわけです。

ある程度の資料がまとまっていますが、基本的には完璧ではないものが出来上がったという意味では同じなのです。

ただできない君は半分できて半分手をつけることができず、物量の中の一部が欠けている状態になっています。それに対し、できる君は全体を底上げし1番最高点には到達しなかったというような仕事ぶりをしたということなのです。

できない君はスタートから始めていったのに対し、できる君はゴールを見据えて時間の割り振りをし、ゴールから遡ってくるという考え方をしたということが大きな差ということになります。

事例2:仕事でアイディアを出さなければいけない時。

できない君

自分が出来る事は何があるのか考えるのです。この道具は使えそうだ。この道具をどういう風に使って行こうかと考えます。このように進めていけばゴールに到達できる気がするなとアイディアを振り絞っていきます。

できる君

まずは最終着地地点、最低限どういう風になっていたいかを考えます。数多くある選択肢の中のどれかにヒットすればゴールにたどり着けるということを知っているのです。その目線でこの道具使えそうだな、この道具も使えそうだ、どっちが一番効率いいのか考えるのです。

この違いというのは次の通りです。

できない君はひとつのものをチョイスしました。そのものに対してどういう風なやり方があるのか道具ありきで進んでいく。そうするとゴールがいっぱいあるのです。この道具を使うということを決めているだけでどこに着地するのかがいまいち見えていません。

しかも、途中で達成が無理となった時には、またスタート地点に戻らなければいけないのです。

一方で、できる君はゴールが決まっているのです。ただそこに辿り着くルートは無限にあるということを知っていて、その中から1番の最適解というものをこの中から選ぶことができるのです。

また、最終地点は決まっていてたくさんの選択肢のどれを選んでもゴールができるということを知っているので、考え方にも凝り固まったものではなく、自由な発想で決めることができるということになります。仕事に幅が持てるし、余裕も持てます。

できない君とできる君、スタート地点での考え方によって全く違う進み方になりますね。

事例3:彼女と旅行をする時。

できない君

車を持っているので移動手段は車にすることに決めました。2~3時間がドライブして疲れを残さないギリギリのラインなので、3時間で動ける範囲を地図で調べます。そして、3時間圏内でできることは何だろうかと考えるのです。

こういう風にして組み立てていくのができない君の旅行プランです。

できる君

まずは何をしようか決めるのです。ある程度現実的な選択肢の中で“ここに行きたい”・“何をしたい”・“何を食べたい”と決めるのです。これを全うするためにはどういうプランニングをすればいいのか考えていくのです。

ゴールを決めてから方法を選んでいくと選択肢は無限にあるということなのです。

まとめ=逆算思考を身につけよう

達成

自分の生活すべてにおいて、自分の人生全てにおいて共通する考え方はスタートから始まっていくのかゴールから始まっていくのかというこの根本的な考え方なのです。

大したことない作業においても必ずゴール地点があってそのゴール地点から今やれる最善の策を選んでいくという考え方。

これをまずは根付かせてください。そしてこれを癖づけるのです。


これができると、自分が所長にならなければいけなくなった時に何からすればいいのだろうということにならないのです。最終的にすべきことから遡り、自分なりの最適解を見つけ出すことができるということなのです。

最終的に偉い人になりたいとか、お金持ちになりたいという目標があるのであれば、そこから一個前はどういう自分なのか、そのもう一個前はどういう自分なのかと遡ってくると今自分は何のために何をしているのかということが明確に見えてくるはずなのです。

そして、その選択肢は無限にあるということが分かってくるわけです。

あなたがもしも先輩のようにビシビシ現場を仕切れるような大所長になりたいと思うのであれば、そこから遡ってくることに対し、いま自分が何をやるべきなのかちゃんと自分の意思で選んでいますか?

先輩から言われたからただなんとなくやっているという仕事ぶりを繰り返していてもあなたの成長を見込むことは絶対に出来ません。しっかりと見据えた上で仕事をこなしていってください。

今後皆さんの仕事にとって絶対に役立つ考え方になります。

日々の生活すべてにおいてこの考え方を自分の中にインプットしてください。常にこれを最前線において行動していていただき、しっかりと自分で自分の人生を選んでいくという考え方をしっかり学び活かしていただけたらと思います。