努力って難しいですよね。継続は力なりなんて言いますが、わかっちゃいてもなかなかできないもの。そしてどんなに頑張っているつもりでも、全然結果に表れてこないなんてこともざらにあります。
だから全然続かない。だから努力はするだけ意味がない。継続できるのは、一部の我慢強いやつらだけだ。そう思って逃げてしまいたくなる気持ちは分かります。でも、努力は大切だという事は分かっているのです。
そんな僕は、意外に継続できるタイプの人間だったりします。無心で淡々と進めていったら、気が付けば多くの人間を抜き去っていくなんてことも多かったりします。
Youtube配信が良い例ではないでしょうか。どんなに良いコンテンツを出していても、続けていなければ伸びない訳です。僕は、ただ続けていったからある程度の結果が出ているとも言えます。今回はそんな、【努力】の話。
僕の持論になりますが、ぜひ最後までお付き合いいただきたい内容です。
すぐ実る努力なんて面白くない
先日、新人社員研修の中でも話したのですが、基本的に「努力は実らないと思った方が良い」と思っています。この時点で多くのアンチコメントが来そうな気がしますが・・・。
正確に言うと、「すぐに実るような努力なんて、努力と言わない」というところですね。今頑張って、明日成果が出る。そんな努力をしていても、全く意味がない。そして、その後に継続する大切さ何て感じることはない。そう思っています。
結局この考え方のおかげで僕は続けることができています。というか、続けるという意識よりも、やめないという意識が大切だと思っているのです。同じように感じるかもしれませんが、全く違います。
続けていけば必ず身になる。そう考えているから、まだ成果が出ない。まだ結果に繋がらない。そういう「待ち」の考え方になってしまうのです。そうではなく、そもそも結果はすぐに出て欲しくないと思えるマインド。これが重要なのです。
努力は1000日後に花開く
もう少し具体的な話をしてみましょう。
僕は常に、3年後の努力をしているという感覚で続けています。今やっている努力は、1000日後に花開く。そういう気持ちなので、結果はでなくて当然だと考えています。
例えばテスト勉強で一夜漬けをしたことはありませんか?前日に必死で徹夜して勉強し、割といい点を取る。でもその勉強は、おそらく微塵も覚えていないのではありませんか?
例えば、来年の試合に向けて地道なトレーニングをしている部活動。その長い期間を費やした努力は、その試合の結果にかかわらず、今のあなたを作っているのではないでしょうか。
つまり、努力をしている時点と成果を出したい時点とが、離れれば離れる程、最終的に自分を成長させることができると僕は考えます。だからこそ、1000日後にしかどうせ実らないと諦め、機械のように淡々と努力ができます。そして成果が出た時の破壊力は半端ではないものになっているのです。
例えば1日目にやった努力で、100日後に結果が出るとします。そうすると2日目にやったことは101日後に結果がでます。そうやって努力をし続けると、100日目には、その結果が出始めるということです。そう考えると、結果の出ない努力は「当然です」という気持ちをキープできるのです。
そこにはもう1つポイントがあります。その100日の中で、例えば50日目から10日間サボったとしましょう。そうすると、151日目あたりできっとスランプがやってきます。10日さぼった分の付けは、しっかりとやってくる。これが僕の理屈です。
将来の努力を、今しているだけ。さぼればその分だけしっかりと返ってくる。そう考えるから、続けられるのだと思います。僕の場合この考えが行き過ぎてしまい、すぐに成果が表れるとガッカリすることもあるほどです。
努力は、出来るだけ遠くを見ながら進めましょう。どうせ努力したって、すぐには実らないのです。
だから、頑張りすぎない範囲で継続することが重要だと考えます。