施工図取り扱いの注意点

皆さん、施工管理として働く上で大切にしていることは何ですか?

私の経験上、重要だと思うのは施工図を取り扱う際のスパン寸法と記号の正確なチェックです。

本記事では、施工管理ならここは大切にしてほしい点についてお話していきますので、施工管理として成長していこうと考えている方は、ぜひお読みください。

目次

超重要◎スパン寸法と記号

その理由は、間違えてしまったら二度と戻すことができないからです。

正確には、戻すためには建物を壊さないといけないからです。

スパン寸法とは?

スパン寸法とは、建物を支える支柱と支柱の距離のことを指します。

安全な建物を建築するためには、どの程度の距離が必要なのかという値です。

建物を組み立てていく上でベースになっていくため、この寸法を間違えることは許されません。

記号とは?

施工図をはじめ、さまざまな図面にはさまざまな記号が表記されています。

建物を造る上で必要な配置や数量・寸法などを表しています。

つまり、設計図通りになっていない場合は、建物の強度に影響を及ぼすことになるため注意が必要です。

要確認◎修正可能かどうか

スパン寸法や記号は、建物のの大本の部分にあたります。

この大元の部分を大切にすることは、建物の半分ぐらい完成したといっても過言ではありません。

それほどに重要ということです。

施工図を見たときに、たくさんの情報が書いてあると思いますが、一番最初にスパン寸法、それに伴った通り針、記号を絶対に間違えてはいけないという気持ちでチェックしてから他に入っていきましょう。

根本を整えて、その後少しずつ肉付けをして、仕上げていきましょう。

仕上げに近い部分の間違いは修正可能なので、ミスした時の被害の大きさも考えることも大切なのです。

まずは基礎部分の確認を

施工図で一番核になる部分についてお話しました。

この大元の部分を大切にできない人は施工管理として成長しません。

構造やそのものの大きさを間違えることは、建物自体を壊さなければならないことになり兼ねません。

たくさんの情報を扱わなければならない責任重大な職務ではありますが、まずは基本的な部分を見失わないようにしていただきたいです。

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