忙しい施工管理者必見!現場をスムーズに回す3つの確認のタイミング

「忙しい施工管理者必見!現場をスムーズに回す3つの確認のタイミング」の見出し画像

現場が思い通りに進まない…トラブルが起こるたびに対応が後手に回ってしまう…そんなモヤモヤ、感じたことはありませんか?

でも、心配はいりません!この記事では、そんな悩みを解消する「現場を確認するタイミング」を3つに絞ってお伝えします。この3つのポイントを押さえるだけで、あなたの現場管理が驚くほどスムーズになり、面倒なトラブルを未然に防ぐ方法がわかります。

この記事を読み終わる頃には、もっと効率的に、そして自信を持って現場をコントロールできる方法を手に入れているはずです。さあ、一緒に現場管理をパワーアップさせましょう!

この記事を書いた人

腕組みをする運営者

株式会社 RaisePLAN 代表取締役

武田 祐樹(たけだ ひろき)

【これまでの活動】

  • 総合建設業に17年在職後、独立起業。
  • 建設現場の生産性向上支援や施工管理の教育支援を展開。
  • 中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家。
  • YouTube音声配信Instagramメールマガジンなどで情報発信を行い、電子書籍の出版やオンライン講師、オンラインセミナー活動に積極的に取り組む。
  • 建設業の現場効率化の仕掛け人としてAbemaPrimeに出演(2023年3月)。
目次

なぜ現場確認が重要なのか?

施工管理の仕事では、現場をしっかり見守ることが求められます。現場は「生き物」とよく言われるように、刻一刻と状況が変わります。その変化に対応するためには、現場の進行状況を常に把握し、問題が起こる前に対処することが不可欠です。

しかし、施工管理者もデスクワークや打ち合わせなど、多くの業務を抱えているため、ずっと現場に張り付いていることは難しいですよね。そこで、限られた時間の中で効率的に現場を確認するための「タイミング」が重要になってくるのです。

効率的な現場確認のポイントとは?

効率的に現場を確認するためには、1日に3回、特定の時間に巡回することを習慣にするのが効果的です。ここでは、その3つのタイミングについて詳しく説明します。

①作業開始30分後に確認する

最初の確認タイミングは、作業開始から30分後です。朝礼が終わり、職人さんたちは各自の持ち場に向かって準備を始めますが、実際に作業が本格的に始まるのは少し時間がかかります。最初の15~20分は道具や材料の準備に時間を使い、その後やっと作業が進み始めます。このタイミングで巡回を行えば、指示通りの作業が行われているかを確認できます。

万が一、指示と違う作業が進んでいた場合でも、まだ手直しが容易な段階なので、段取りの修正もスムーズに行えます。これを1時間後や2時間後に確認してしまうと、すでに作業が進みすぎてしまい、修正が難しくなります。だからこそ、開始30分後の確認が重要なのです。

②打ち合わせ前に確認する

次の確認タイミングは、打ち合わせの1時間前です。この時点で現場の進捗状況を確認しておけば、午後の打ち合わせで適切な指示を出すための材料を集めることができます。例えば、午前中にどこまで作業が進んだのか、予定通りに進行しているのかを確認しておくことで、具体的な指示を出すことができるようになります。

さらに、このタイミングで進捗を把握しておくと、職人さんとの打ち合わせでも同じ目線で話ができ、コミュニケーションがスムーズになります。「だいたいこうなっているだろう」と予測で話すのではなく、実際に確認した事実に基づいて話すことで、信頼感も高まり、指示がより明確になります。

③ 終了30分前に確認する

最後の確認タイミングは、作業終了30分前です。この時点で現場の進捗を確認し、次の日の準備を整えることが目的です。終了前に「これを片付けてください」と指示を出すことで、次の日の作業がスムーズに始められるようになります。また、火を使う作業があった場合には、火の始末が確実に行われているかどうかを確認することも大切です。

終了間際にしっかり確認することで、安全面の確認はもちろん、次の日の効率的な作業準備が整います。こうした最終確認を怠ると、翌日の作業に支障が出たり、トラブルが発生するリスクが高まるため、忘れずに実行しましょう。

現場管理を効率化するために

現場管理を効率化するためには、適切なタイミングでの巡回が非常に重要です。

今回ご紹介した「作業開始30分後」「打ち合わせ前」「終了30分前」の3つのタイミングを押さえることで、トラブルを未然に防ぎ、現場全体の進捗をしっかりと管理できるようになります。これにより、職人さんとのコミュニケーションが円滑になり、結果的に仕事の効率も向上します。

現場管理をスムーズに進めることで、無駄な作業を減らし、あなたの負担も軽減されるでしょう。ぜひこの方法を日常の業務に取り入れて、より効率的でトラブルの少ない現場運営を実現してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次