【2024年施工管理の新人研修】中小ゼネコンにおける新人育成の課題 – 初期教育の重要性

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建設業界における人手不足は深刻な問題です。特に中小ゼネコンでは、新人の育成若手の定着が大きな課題となっています。社員が楽しそうに働いていない、新人が育たない、若手が定着しない… これらの悩みに直面していませんか?

せっかく入社してくれた貴重な人材を、どのようにして確実に育て、会社に根付かせることができるでしょうか?中小ゼネコンにおいて、施工管理が主要な業務であるため、人材は事業の成功の鍵となります。しかし、教育に必要な時間と労力をかけても、望むような成果が得られないことが多いのが現状です。

この問題の根底にあるのは、初期教育の不備です。初期教育がうまく行かないことで、新人の成長が妨げられ、結果として企業全体の生産性に影響を及ぼしています。では、どのようにしてこの課題を克服し、効果的な初期教育を実施することができるのでしょうか?このブログでは、中小ゼネコンにおける新人育成の課題と、それに対する具体的な解決策を探ります。

2024年募集開始

この記事を書いた人

腕組みをする運営者

株式会社 RaisePLAN 代表取締役

武田 祐樹(たけだ ひろき)

【これまでの活動】

  • 総合建設業に17年在職後、独立起業。
  • 建設現場の生産性向上支援や施工管理の教育支援を展開。
  • 中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家。
  • YouTube音声配信Instagramメールマガジンなどで情報発信を行い、電子書籍の出版やオンライン講師、オンラインセミナー活動に積極的に取り組む。
  • 建設業の現場効率化の仕掛け人としてAbemaPrimeに出演(2023年3月)。
目次

人材不足を解消したいが、育たない、定着しない。その原因は?

人材不足を解消したいが、育たない、定着しない。その原因は?

人手が不足している ➡ 教育ができない ➡ 成長できず楽しくない ➡ 辞めてしまう➡ 人手が不足する ➡ 教育ができない ➡ ・・・

これが中小ゼネコンを悩ませる負のスパイラルです。これをどこかで断ち切らない限り、会社の成長はありません。しかしながら、結局のところ教育の方法がわからず、今まで通り現場に任せてしまう。そして、また負のループを繰り返してしまうのです。

さらには、技術が進歩し管理レベルが上がり続けている現在、新人に与えられる業務もハイレベル化してしまっている事実も課題の難易度を上げる要因になっています。

結果として、楽しさを感じる前につらさが先に立ってしまう。基礎さえわかればやりがいも感じられるでしょうが、その前に嫌になってしまい、諦めるか辞めるかの選択をしてしまうのです。つまり、人材が育たない、締約しないのは、初期の段階における基礎教育ができていないことが原因と言えるのです。

新人育成ができる人材がいない?

新人育成ができる人材がいない?

教育の大切さがわかっていても、それを担う教育人材がいないのもまた事実です。

ビジネスマナーや建設業界の仕組みなら教えられる外部講師は探せば簡単に見つかるかもしれませんが、本当に必要な実務を教えられるのは経験が豊富な技術者しかいません

とはいえ、その肝心な技術者は人手不足の業界で多忙な毎日を過ごしているわけです。結局、いつものように現場に任せるしかないとなれば、負のスパイラルを解消することは難しくなります。

そんな悩みを解消するために誕生したのが、現場ラボコンサルタントが提供する新人スキルアップ研修』です。

現場ラボコンサルタント『新人スキルアップ研修』の特徴

現場ラボ『新人スキルアップ研修』の特徴

新人への初期教育に必要なことは実務における基礎力自分の頭で考える力の2つです。

実務における基礎力

 現場ラボでは、「そのくらい自分で学んでくれよ!」と先輩が思ってしまう部分を、基礎と定義しています。

具体的には、建築工事の全体像設計図の読み方、基礎伏せ図やサッシ図などの施工図の読み方を学ぶことが重要です。

図面の読み方から教えることが、どんなに大変なことかを先輩は知っていますが、彼らは多忙です。それに、忙しさにイライラしながら教えられても仕事は楽しくなりません。

技術者ならだれもが教えられる部分は、現場経験豊富な現場ラボのスタッフが代わりに教えます。

自分の頭で考える力

 現場ラボでは、施工管理としてのゴールは「この現場、たのむ!」というたった一言の指示だけで現場を竣工させることだと考えています。

指示がないと動けない「指示待ち社員」になってしまう原因は、自分の頭で考えるクセを、新人から身につけておかないからです。

新人スキルアップ研修は、事前に自分で時間を作り、自分でレクチャー動画を視聴して学ぶことから始まります。自分の意志で動かなければ進まない仕組みです。

だから、研修の時間はわからなかったことを徹底的に解説することに専念できます。この仕組みにより効率が良く学べ、進んでいることを実感しやすくなるのです。

スピード成長できる黄金比率

スピード成長できる黄金比率

現場主義で成長した人は、自社のやり方、先輩のやり方以外を知りません。結果、頭が固くなる傾向があり、新しい取り組みにも否定的になっていきます。

机上だけで学んだ人は、現場の雰囲気を知りません。知識ばかり豊富で、屁理屈や文句が多くなる傾向があり、コミュニケーションがうまく取れなくなっていきます。

つまり、初期教育ではバランスが重要なのです。現場ラボコンサルタントでは、スピード成長できる黄金比率を【現場8:机上2】だと考えています。これは長年現場で教育を繰り返したからこそ言える事です。

『週に1回は机上で知識を学び、それ以外の日に現場で活かす』

これを繰り返すことで、より柔らかい思考を持った施工管理が育ちます。そして変革の時代も、自らの力で切り開いていける人材に育つのです。何より、現場を楽しいと考えやすくなります。

成長に繋がる『なぜ?』を引き出す

成長に繋がる『なぜ?』を引き出す

新人スキルアップ研修では、講師が実際の現場で経験してきた失敗談も、包み隠さず伝えていきます。決まりきった研修だけじゃなく、仕事や人生の糧になるエピソードも含めてお話ししていきます。

あの偉大な先輩も失敗を経験して今があるのです。先輩の失敗談は、後輩の勇気になります。失敗した後の行動こそ飛躍的な成長を生みます。

そんなリアルな話を聞いて感じる疑問があるはずです。「なぜ?」のない仕事はやらされ仕事になります。多くの失敗から学べることはたくさんあります。そこから得られるものは宝物であり、だからこそ一歩踏み出せる社員が育つのです。

最後に

中小ゼネコンの課題『人材育成』を成功させるための鍵は初期教育にあります。しっかりと基礎を身につけ、さらには自分の頭で考える力を持った社員を育成することで業界が慢性的に直面している負のループを断ち切ることが可能です。

とはいえ、新人を指導する立場の先輩たちが忙しいことは百も承知です。

であれば、その役目は現場ラボコンサルタントの『新人スキルアップ研修』にお任せください。我々には経験に裏打ちされたノウハウがあります。

リピーターがぞくぞく

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