建設業の職人不足の原因が判明!!新入社員から聞いた驚くべき事実

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GENBA LAb.の武田です。中小ゼネコンで現場監督歴17年、所長歴11年の経験があります。

「建設業は伸び悩んでいる」と思い、2020年8月に会社を辞めて独立起業しました。建設業界全体の後方支援をしていきます。

  • 建設業のデジタル化
  • 生産性を上げる方法
  • 部下の育て方
  • 先輩や職人との接し方
  • 図面の読み方
  • 悩みの解決法

などなど、主に、現場監督目線での配信になります。 上司にとっても若手や新人にとっても、役に立つ配信をどんどんしていきます!

人出不足が深刻化

深刻

昨今、建設業の人出不足が深刻化していります。特にそれは、現場職人において顕著です。若い職人さんが圧倒的に少ないのです。かくいう私も、現場にいながらにしてそれをひしひしと感じていました。

私は現場監督を17年間やってきて、2020年に退職しました。とは言え、現場監督は続けているという身でもあります。ここ数年にわたり、私の会社に入ってきた高卒の新入社員と一緒に現場を運営する機会を与えられていました。

そんな彼らと話した時に、こんな話をしていました。
「僕は、本当は職人志望でした。中学生の頃から住宅を造っている大工さんに憧れ、また体を使った仕事をしたくて工業高校に入りました。ですが就職活動の時に生徒指導の先生から”職人は安定しないからダメだ”といわれ、仕方なく現場監督になりました。」

この話に、私は驚愕しました。先生が未来の職人を壊すなんて!

そうなのです。なんと人出不足の元凶は、その先生だったのです!
・・・というつもりはありません。もちろん、問題なのはその先生ではないのです。では何が問題なのかというと。

「先生にそう思わせてしまった、世間のイメージ」こそが問題であり、そしてそれが「必ずしも間違ったものだと言い切れない事実」こそが悪の根源だということなのです。

少しずつ月給制が進んできているとはいえ、まだまだ日雇いの多いのも現実。冬季は雇用を打ち切り、失業保険をアテにすることは、まだまだ当たり前に起こっています。忙しい時期には回りきれないほど忙しく、反対側の季節は全く仕事がない。

経営する側も月給制にしたいのはやまやまですが、仕事がないと給料が払えない為、会社存続のための当然苦肉の策なのです。

最近は、お金<時間・安定

安定

バブル期には、たくさんの職人さんが入りました。
理由は様々でしょうが、その頃の職人さんの自慢話はこうです。
「仕事は忙しかったけど、その分お金も良かった。」

今はどうでしょう。お金は言うほど良くありません。月給制がアダになり、頑張ってもたくさんもらえるわけでもありません。暇な時期もあり、波があります。日雇いの方は当然、ボーナスもありません。高校の先生の言い分には、一理あると言うわけです。

最近の新入社員の傾向は、、、
お金よりも自分の時間!
稼げる可能性より、安くても安定!を、強く望んでます。

教育のおかげか、日本は安定を強く求める子がスクスクと育っているようです。

建設業を盛り立てる為に、救うターゲットは・・・

ターゲット

建設業を盛り立てる為に、救うターゲットは、大きく3つです。

○ まだ見ぬ職人世代に憧れを持たせ、就職の選択肢になること
○ 今いる、バリバリの若い職人さんに稼がせること
○  貴重な職人の仕事を効率よく回して、安定させること

少しずつでも上向きになってきている経済状態の、今。

どういう投資をできるのかが、建設業の未来を大きく変えるカギになるのです。