GENBA Lab.運営の武田です。建設業界の底上げに貢献するための活動や発信をしています。
忙しいアピールしていませんか?
- もっと遊びたいけど、時間がない
- 新しい事を始めようにも、時間がない
- 資格の勉強をしたいのに、時間がない
こう考えて行動を起こせない人、いますよね。もしかしたら、思い当たる節はありませんか?インターネットの調査によると「忙しいアピールをする人は苦手」と答える人は49.8%もいるそうです。
つまり、忙しさを理由に行動やチャレンジをしない人に対して不快感を持つ人が、実に半分もいるという事実があるのです。
あなたがこういう人にならないように。もし、すでに感じているのであれば改善していけるように、時間を生み出す考え方をお話しさせてもらいます。
”時間がない”と言っている人の特徴
まず、当たり前な部分から整理してみましょう。
1日の時間は24時間です。そして1年は365日です。これは誰しもが分かっていますよね。時間の概念は、この世に存在する生き物にとって絶対に平等に与えられたものです。
にもかかわらず、時間が足りなくて色んな事をとあきらめている人もいれば、その時間内で十分にやりたい事をして、結果を出す人もいる。この差は何でしょうか?
周りの人を見ていて感じる、いつも「時間がない」と言っている人の特徴を3つ挙げてみます。
- 先読みができず計画性が乏しい
- 優先順位をつけられていない
- なんでも自分でやろうとする
この3つをもう少し深堀してみます。
①先読みができず計画性が乏しい
忙しいとは思っているが、今やっていることがいつ終わるのかが把握できていないのが原因。
いつまでに終わるのか予想ができず、終わるイメージがつかめないまま次のやることが出てくる。そうやって常に終わりの見えないタスクを2つ3つ抱えているため、いつまでも続く気がしてしまうのです。
②優先順位をつけられていない
思った事を片っ端から手を付けていくと、時間は無くなっていきます。
自分だけで終わることは後に回し、誰かに繋げることは先にやる。これができない場合順番に終わらせていくしかなく、別の人と同時に仕事を進めることができません。早い段階で、バトンを次につなげておき、その間に自分だけのタスクをこなす。
れで効率が倍になり、半分になります。
③なんでも自分でやろうとする
誰でもできる仕事を一生懸命自分でやってみたり、ちょっとしたことも「自分でやる方が早い」と考えて依頼しない。
指示を出せばすぐに終わるものも、自分でやれば何時間も取られます。仮に指示に時間がかかったとしても、次に同じ事があればひと言で終わるわけです。この感覚がわからないと、時間は減り続けます。特に現場監督は厳しいです。
時間を生み出すための改善策
もちろん、内容がわかってくれば先読みができ、優先順位も付けられるようになってくるため、効率はあがってくるでしょう。でも何も考えずに日々を過ごすと、その感覚は鍛えられません。
早くそうなるために、習慣にすべき点を2つ改善策を提案しておきます。
- 明日のタスクを洗い出し、時間を設定してから今日を終える
- 常に次のタスクを考えながら進める
最初は明日の予定からです。できるようになってから、1週間や1カ月という風に伸ばしていきましょう。
そして重要なのは時間設定です。もちろん経験がなければ設定は難しいでしょう。それでも想像だけで設定することにより、「意外とかかった」「思ったより早かった」という印象を持てます。それを繰り返して磨いていくのです。
また今のことばかりに集中しすぎるのではなく、常に次に何をするのかを考えながら行動しましょう。掃除機がけをする順番を考えながらお茶碗洗いをする。すると動きも変わってくるのです。
時間が経てば効率も良くなりますが、意識するかしないかでその速度が変わります。
やる事自体のスピードを変えなくても、効率を考えれば時間は半減します。先読みしながら生きて下さい。