【建設現場/働き方改革の事例】工程表は「これ見て!」で職人さんに簡単周知【現場専用ホームページを作ろう】

本記事では、現場ラボが行った現場の働き方改革11の施策の中の事例【現場専用ホームページ】について紹介します。

今回紹介する施策は、現場ラボが提案するハードルの低い働き方改革の1つになります。

施策の概要

【導入で得られる効果】

  • 作るたびに工程表をいちいちメールで送る手間が、たった1つの作業で完結
  • あとは「ホームページを見て!」で周知完了

【施策の内容】

  • 導入コスト:現場ラボに依頼される場合は50,000円
  • 必要なもの:ホームページ制作サイト無料アカウント
  • 時間:80時間の削減
  • コスト:240,000円程度の削減

ちなみに、現場ラボでは現場専用ホームページ制作を承っております。詳細ページは下のボタンをクリックしてください。

この題名を見て、「ホームページで何の効果があるんだ?」と思われた方も多いでしょう。確かに、むしろ労力が増えそうな感じがします。ですが、これがかなりの効率化が期待できるものなのです。

  • そろそろ乗り込みになりそう!?
  • 現場の場所がわからない!?
  • 今どのくらい進んでる!?
  • 現場の概要をもらえない!?

職人さんとこんなやり取りをした記憶ありませんか?

このような5分で終わる電話でのやり取り、かなり多いのです。仮に1日6回くらいであれば、1日で30分。10か月工期で考えると120時間、職員が4人いれば480時間もそんな小さなやり取りに取られていることになるのです。

原因は単純で、管理側で情報が止まっているからこのようなやりとりがその都度発生してしまうわけです。であれば、誰も現場の状況を確認できるようにすればどうでしょうか。電話回数も圧倒的に減らせ、なおかつ手配忘れも防止できるのではないでしょうか。

そこで、現場ラボは現場専用ホームページを作る作戦を立案しました。これによって、誰もが好きな時に現場の確認ができます。もう細かいことでの電話を受けなくてもよいのです。

以下、【現場専用ホームページ】について、導入の基本とメリットやデメリット、そして応用的な使い方までお話していきます。

目次

現場専用ホームページ導入の概要

特に電気・設備の職人さんにとって、建築工事の進捗は死活問題。気が付いたら予定よりも進んでいて手遅れになることもしばしば。であれば、いつでも確認できるホームページを制作し、情報を置いておけばそれを防止できますよね。

私がホームページに掲載したものは以下のものです。

・現場のライブ配信映像
・工事期間全体の工程表
・月間工程表、週間工程表
・今日の朝礼動画
・現場までの経路図
・工事概要書、協力業者届出書のひな形

全体工程で流れを、月間工程で予定をつかみます。週間工程で具体的な日程を、そして朝礼動画で今日の出来事が確認できます。さらに現場のライブ配信が見られるわけです。今現場では何が起きていて、自分はいつ乗り込みのタイミングなのか。全てわかるのです。

現場専用ホームページのメリット・デメリット

次に、現場ホームページのメリットとデメリットをご説明します。

メリット

現場ラボ独自の取り組みにより、ホームページ形式を採用することによってより多くの職人さんや関連業者さんが簡単に最新の情報を取得できるという結論に行きつきました。

現場専用ホームページのメリットは以下の通りです。

  • 職人さんからの電話回数がかなり減る
  • 違う現場や遠方にいても進捗が確認できる
  • ダウンロードできる書類などを好きに変えられる
  • 電気・設備などのサブコンの職人から感謝される
  • アプリではなくホームーページなので、簡単にアクセスが可能

これだけのメリットがありながら、やったことはたったこれだけです

ホームページを制作し更新する

これまでは工程表を作ったら各所にメールだったりFAXで連絡をする必要がありました。しかし、本記事で紹介した施策を導入すれば『ホームページを確認して下さい』のみで済みます。

また、アプリではなく、ホームページを使用するというのも誰でも簡単にアクセスできるというメリットがあります。

一見、アプリの方が使い勝手が良さそうに思えますが、職人さんからすれば現場ごとにいろんなアプリをインストールさせられていてはたまったものではありません。しかし、ホームーページであれば、インターネットが繋がりさえすればどこからでも簡単にアクセスできます。

デメリット

現場専用ホームページはメリットの多い施策になりますが、一方でデメリットもあります。

  • まずホームページを作らないといけない(→現場ラボにお任せください)
  • 毎日更新しないと価値が薄い(→オンライン事務で解決可能です)
  • ホームページ更新に多少の知識が必要(→慣れれば簡単)
  • 工程表だけではなく、ライブ配信や朝礼の動画化とセットにしなければ情報が薄い
  • 「パスワード忘れた」のような電話が最初は増える

要するに、デメリットはホームページを制作して更新するという初動がやや大変というところになります。とは言え、ホームページ制作が簡単にできるツールがあったり、ホームページの更新はオンライン事務員に任せたりと上手い対処法はいくらでもあります。

また、現場ラボはホームページ制作から管理・更新まで承っておりますので、本記事の施策が気になる方は一度ご相談ください。

>>現場専用ホームページ制作の依頼はこちら

応用的な活用方法

現場専用ホームページは以下のような応用的な活用方法もあります。

・リモート管理との相性がとてもよく、現場を把握しやすい
・パスワード性にすることでプライバシーを保てる
・現場のあちこちにQRコードを掲示すると使用率が上がる
・動画、画像、ファイル、お知らせなど、掲載する内容は工夫次第

現場専用ホームページまとめ

現場ラボが提案する働き方改革の施策『現場専用ホームページ』は現場ホームページを利用することで、いつでも誰でもどこからでも最新の現場状況が確認できるものになります。

躯体業者のように、鉄筋→型枠→鉄筋→型枠と交互に進むような工程の時には効果を発揮します。さらに、そこに挟まる電気・設備のような職種にとっても非常に相性が良いものになります。

メールで配布する頻度の高い書類はダウンロードにしておけばよく、労働安全衛生週間のような呼びかけなども目立つように掲載可能で、本当に無限通りの使い方ができます。

本記事でご紹介する施策で使用するホームページを作ることはそれほど難しいものではありません。現場ラボはJimdo(ジンドゥー)というホームページ作成ツールを使用しています。インターネットが使える状況であれば、スマホから誰でもアクセスできますので、より気軽に使えると考えました。

ご希望であれば、現場ラボがホームページ制作から管理・更新までを承りますので、一度ご相談ください。

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